黒部へ

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志水哲也著『黒部へ』を読む。知り合いの沢ヤの達人ご夫妻が憧れだと伺い、志水哲也さんの著書を読む。FBには、ジャイアントロボ、山好き女好きの大変ユニークな人と知り合いが印象を語っていた。本書の著者にはそんな感じは微塵もなく、大変、真面目で家庭人のような気がした。
黒部の渓谷、土地、人に魅せられ宇奈月に移住した著者。山を齧ったことのある私も黒部は奥深く超難しい山ヤの目標とする課題がある場所だとは知っていた。何かに魅せられて人生をかける著者は羨ましく、情熱的で、純朴な山ヤの姿を読むことができる。
 沢の知識を学ぶ能力もないが、ちょっと単独登攀の方法が簡潔に書かれていた。「ロープの末端を下に固定し、ロープと自分をブルージック結びか「シャント」で連結する。ブルージック結びや「シャント」の連結位置を徐々に繰り返しながら、攀じ登っていく。下に固定したロープ末端と自分の位置の間には、通常の登攀と同様にランニングビレイをいくつも取って不意の墜落に備える。上のビレイ点にロープを固定したら、懸垂下降して下りに戻り、登り返しながらランニングビレイを回収していく。」凄い作業だと思いながら、自分でできるか想像してみた(笑)
 剱や奥鐘に昔、連れて行って貰ったことがあるけれど、もう遠い記憶の彼方にある。今の自分が行ける山を探して、黒部に行ってみたいと思った。

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